頭痛に悩む方はもちろん、ご家族やご友人など
たくさんのご参加をいただきました
第2回片頭痛コントロールカレッジ
片頭痛とは、神経疾患のひとつ。
頭痛専門医に受診し、自分でコントロール
できる病気であることをたくさんの方に
お伝えできてうれしく思います!
ひとりで悩まず、みんなでケアしていきましょう!
獨協医科大学副学長平田幸一先生
我慢しないでコントロールする
生活をはじめよう
日本人の約840万人もの方が片頭痛に苦しんでいます。周り
につらさを理解してもらえず、路頭に迷う状況を何とかした
いのです。
埼玉国際頭痛センターセンター長坂井文彦先生
片頭痛のメカニズムと
頭痛ダイアリーの役割とは…
片頭痛とは「CGRP」という痛み物質が放出され、炎症を起こ
す病気。何が原因で放出されるかは人それぞれ。頭痛ダイアリ
ーをつけて自分の頭痛の原因を探してみましょう。
仙台頭痛脳神経クリニック院長松森保彦先生
片頭痛と上手に付き合うための
生活習慣とは…
頭痛対策は痛み止めだけではありません。
まぶしすぎる場所や騒音をさけたり、体のこわばりを解消す
る頭痛体操などを取り入れるのも対策のひとつです。
A. 動くのがつらく安静にしたいのが「片頭痛」で、逆に動くと楽になるのが「緊張型頭痛」。片頭痛の場合はお薬を上手に活用したり、暗く静かな場所で安静にすると徐々に落ち着いてくるでしょう。緊張型頭痛の場合は頭痛体操やヨガなど適度な運動をしたり、入浴で温めたりすると緊張がほぐれやわらぎます。この2つの頭痛を自分で判別するのはなかなか難しいです。判別ができるようになるまでは、通院しながら、頭痛ダイアリーをつけたりすることで、自分の頭痛の傾向をつかめるようにすることをおすすめします。
A. 台風が近づくと片頭痛を感じる…これは典型的な「天候」が片頭痛トリガーとなっているパターンです。台風が近づくと頭痛を感じ、来た後は解消する、そんな方が多いようです。片頭痛患者は、天候に限らず湿度や温度、気圧などのリズムの変化を脳が敏感に感じ反応してしまいがち。薬の準備や予定の調整、脱ぎ着しやすい服装にするなど事前にできるセルフケアを心がけることが大切です。
A. 頭痛の種類によって対処法は変わりますが、例えば片頭痛なら、光・音・においに敏感になるので、なるべく暗い部屋で静かに刺激のない状態で休むことが大切です。また、痛む場所を冷やすのもよいでしょう。突然外出先で起きた時は冷たい飲料などで冷やしたり、吐き気などがある場合はガムなどで気分を紛らわせたりも一手と思います。