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診察で何を伝えればよいの? ―コミュニケーションサポートカード―

監修:富士通クリニック 頭痛外来
五十嵐 久佳 先生

診察の前に、頭痛の症状や医師に聞きたいことをまとめておくことが大切です

診察では、患者さん自身の症状についての説明が信頼できる情報の1つとなります。頭痛が起こったときの状況や痛みの特徴などは、受診前にまとめておくことをおすすめします。事前にまとめておくことでより具体的な説明ができ、正確な診断につながります。また、医師への質問などもメモしておくと忘れずに伝えることができます。このとき、ご自分が頭痛のために日常生活で困っていること(たとえば、仕事を休んでしまう、家事ができない、頭痛がいつ起こるか常に心配で予定が立てられない、など)を、ぜひ医師に伝えてください。頭痛によりどれくらいあなたの生活に支障があるかを知ることは治療方針を決めるうえで非常に重要となります。

頭痛の症状ではじめて受診される際には、以下の「コミュニケーションサポートカード」を活用して、問診でよく問われる項目の回答や、医師に聞いてみたいことなどをまとめてみましょう。また、頭痛ダイアリーに記録をつけて、医師と共有するのもおすすめです(詳しくは「頭痛ダイアリー」 を参照)。

[ コミュニケーションサポートカード ]

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1.
頭痛の症状が出はじめ、その頭痛が増えたり、ひどくなったのはいつ頃からですか?

ひどくなったのは

月頃より
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2.
頭痛の頻度はどのくらいですか?
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3.
頭痛薬を飲まなかったり、頭痛薬が効かなかった場合、痛みはどのくらい続きますか?
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4.
どこが痛みますか?
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5.
どのように痛みますか?(複数選択可)
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6.
どの程度の痛みですか?
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7.
痛みは日常的な動作(歩行、階段の昇降など)によって悪化しますか?(複数選択可)
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8.
頭痛以外の症状はありますか?(複数選択可)
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9.
頭痛が起こりやすいと感じる状況はありますか?(複数選択可)
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10.
頭痛によって日常生活にどのくらい支障がありますか?
(複数選択可)
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11.
頭痛薬を服用していますか?
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12.
ご家族や血縁の方で頭痛もちの方はいますか?
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13.
頭痛について困っていることや、医師に聞きたいことなどがあればお書きください。
また、頭痛の治療をして、どのような生活を送ることが理想でしょうか。具体的なことでもイメージでもよいので、あればお書きください。